足やお尻に、坐骨神経痛と思われる症状が出たときに、どのタイミングで病院に行くのがいいのかについてですが、まず坐骨神経痛は安静にすることで炎症が治まるケースが初期段階では多くなっているようです。
しかし、痛みが収まったからといって、そのまま放置をしておくと、痛みがさらに悪化する恐れがあります。
また痛みだけの場合は、筋肉痛や疲労によるものだと判断されてしまう場合もあるようです。
したがって、同じ部分にだけ頻繁に痛みが出る場合や、ある特定の方向に身体を向けた時にだけ痛みが表れる場合は、筋肉痛ではなく坐骨神経痛の可能性が疑われます。
また、下肢に痺れがあり、その状態が長く続いている場合は、高い確率で坐骨神経痛だといえるでしょう。
筋肉痛で、長時間に渡って痺れるというのはあまり見られません。
実際に症状が表れているときに受診できることが1番いいのですが、大抵の場合は受診時に症状が治まってしまっているので、痛みあるときに、どこの部分がどれだけ痛いのかを自分で把握して、メモを取るなどしておくと、診察時に医師に正確な情報を伝えることができるでしょう。
坐骨神経痛は症状の1つであって、何らかの病気によって誘発されるものです。
したがって、大元の病気を治すためにも、症状が続くようならばできるだけ早い段階での受診が望まれます。
初めて受診する場合は、帯状疱疹などのウイルス性の病気を患ったことがない限り、整形外科を訪ねるのが1番いいでしょう。